ダルビッシュ有のカブスは実績十分の五本柱 日本人所属チームのローテ候補を紹介【編集部フォーカス】
2019/03/12
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MLBも開幕に向けて順調にオープン戦を消化している。今年は、シアトル・マリナーズに入団した菊池雄星投手を含め、4人の先発投手がローテーション入りする見込みだ。今回から、4選手が所属する球団のローテ候補投手を紹介する。第1回は、ダルビッシュ有投手のシカゴ・カブスだ。
カブスは今年、ダルビッシュが右肘の骨棘(こつきょく)除去手術から復帰し、実績十分なメンバーが揃った。開幕投手は、通算177勝を誇るジョン・レスター投手。2番手をダルビッシュとコール・ハメルズ投手が争い、2016年ナ・リーグ最優秀防御率を獲得したカイル・ヘンドリックス投手、3年連続2桁勝利のホセ・キンタナ投手が続く盤石の布陣だ。
懸念されることは、平均年齢の高さだ。レスター(35歳)、ダルビッシュ(32歳)、ハメルズ(35歳)、ヘンドリックス(29歳)、キンタナ(30歳)とヘンドリックスが最年少で、平均年齢は32.2歳。いまのところはっきりとした衰えは見えないが、不安要素の一つではあるだろう。
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