大谷翔平、7215万円で今季年俸に合意 米報道「昨季のCY賞左腕より大きい契約勝ち取れる」
2019/03/13
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年俸調停権なく10.5万ドルの微増にとどまる
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、今季年俸65万ドル(約7215万円)で合意した。米スポーツ専門サイト『ESPN』が12日(日本時間13日)、伝えている。
大谷は昨季、ポスティング制度を利用してエンゼルスとマイナー契約を結び、その後メジャー最低保証年俸54万5000ドル(約6050万円)で開幕メジャー入りを果たした。
開幕後は投手と打者の二刀流として活躍し、先発投手として100マイル(約161キロ)を超える速球など武器に4勝を挙げた一方で、打者として打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁をマーク。オフにアメリカン・リーグ最優秀新人賞(新人王)を受賞した。
昨年10月には右肘靭帯損傷による再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたが、今季は打者としての5月復帰を目指して調整を進めている。
メジャー3年目オフに取得できる年俸調停権がないため年俸はわずかなアップにとどまった。それでも、将来的な大型契約は目ではない。
同サイトでは「昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したタンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手より大きい契約を勝ち取れるだろう」と、同じく年俸調停権を得ておらず57万3700万ドル(約6368万円)で契約を更新した左腕と比較して見解を示している。