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元インディアンスのクリスプ、1日契約で現役復帰へ イチローと盗塁王を争った過去も

2019/03/15

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通算309盗塁&130本塁打、強打のリードオフとして活躍

 クリーブランド・インディアンスなどで活躍したココ・クリスプ氏が北米独立リーグの球団と1日契約を結び、選手として復帰することとなった。米メディア『wkyc3』が14日(日本時間15日)、伝えている。
 
 同メディアによるとクリスプはフロンティア・リーグのレイクエリー・クラッシャーズと1試合のみの契約を締結。8月3日の試合に出場する予定で、6月下旬にはクリスプのボブルヘッド人形も配布されるようだ。
 
 クリスプは2002年にインディアンスでメジャーデビューすると、持ち前の俊足を活かしてレギュラーに定着。2007年にはボストン・レッドソックスで28盗塁をマークし、世界一も経験していた。その後は数球団を渡り歩き、2016年に古巣インディアンスに復帰。同年を最後にメジャーの舞台を離れ、高校野球のコーチを務めるなどしていた。
 
 左翼手としての通算DRS(守備防御点=平均的な野手が守った場合に比べ何失点減らしたか)はプラス28点をマークしたクリスプ。2013年には20本塁打&20盗塁を達成するなどオールラウンドに活躍した。通算成績は1586試合、打率.265、130本塁打、639打点、309盗塁としている。
 
 クリスプと言えば、イチローと盗塁王のタイトルを争った過去もある。2011年に49盗塁をマークしたクリスプは、3位のイチロー(40盗塁)を引き離して、ブレット・ガードナー外野手(ニューヨーク・ヤンキース)とタイトルを分け合った。
 
 2012年にはオークランド・アスレチックスの一員としてマリナーズとの日本開幕シリーズで来日もしたクリスプ。日本にも縁のある選手だっただけに、復帰を喜ぶ声は大きそうだ。



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