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トラウト、エンゼルスと12年479億円で契約へ ハーパーの北米スポーツ史上最高契約総額を更新

2019/03/20

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 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、同球団と新たに契約を結んだことがわかった。契約は今季から2030年オフまでの12年間にわたるもので、年俸総額は4億3000万ドル(約479億円)となる。公式サイト『MLB.com』などが18日(日本時間19日)、伝えた。
 
 トラウトは2011年にメジャーデビュー。レギュラーに定着した2年目には打率.326、30本塁打、86打点を記録するなど一気に台頭した。以降、全分野で高水準な成績を安定して残し、”史上最強野手”の呼び声も高い強打の外野手だ。2014年、2016年にはアメリカン・リーグMVPを受賞、2012年以降7年連続でオールスターゲームに選出されている。
 
 キャリア8年間で打率.307、240本塁打、648打点、693四球、189盗塁、OPS.990と抜群の実績を持つトラウト。エンゼルスと2015年から2020年オフまでの契約を結んでいたが、フリーエージェント(FA)市場に出る前に契約を更新する決断を下した。
 
 新たな契約は12年・4億3000万ドル(約479億円)と超大規模。先日フィラデルフィア・フィリーズと契約したブライス・ハーパー外野手の13年・3億3000万ドル(約368億円)を抜き、北米スポーツ史上最高額となる。
 
 ハーパー、マニー・マチャド内野手らを初めとして、FA選手たちの去就がなかなか決まらなかった今オフ。FAとなる前にコロラド・ロッキーズと契約を結びなおしたノーラン・アレナド内野手のように、破格の契約を求めて停滞する市場に出ることよりも、安定を選んだと言えるかもしれない。
 
 愛するチームのために現役生活の残りを捧げる選択をしたトラウト。悲願の地区優勝、そして世界一に向けて闘志を燃やす。



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