大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » レッドソックス、左腕セールが5年159.5億円で契約延長「球団と仲間に感謝」昨季12勝もリーグ3位237K

レッドソックス、左腕セールが5年159.5億円で契約延長「球団と仲間に感謝」昨季12勝もリーグ3位237K

2019/03/24

text By

photo

Getty Images



球団編成責任者「今年、来年と勝つ」

 ボストン・レッドソックスのクリス・セール投手が、来季2020年から2024年にかけて5年1億4500万ドル(約159億5000万円)で正式に契約延長したことが分かった。米公式サイト『MLB.com』が23日(日本時間24日)、伝えている。
 
 29歳のセールは昨季、27試合に登板して12勝4敗で防御率2.11、158回を投げてアメリカン・リーグ3位の237奪三振を記録し、自身初のワールドシリーズ制覇に貢献した。2010年にシカゴ・ホワイトソックスでデビューして以来、キャリアを通じて3度のシーズン17勝を挙げるなど287試合で103勝62敗、防御率2.89。2015年と2017年にそれぞれア・リーグ最多奪三振をマークしている。
 
 同サイトによると、セールはまず「球団に感謝している。ずっとここにいたいと断言していたし、それを実現できてとても嬉しい」とコメント。さらに「チームメイトにも感謝したい。彼らは本当に素晴らしくて、彼らがいなければ、今の自分はなかった」と、これまでの活躍は仲間があってこそだということを改めて強調した。
 
 チームは2年連続の世界一を目指しているが、オフは野手を中心に昨季の戦力を維持することに力を注いだ。投手陣ではクローザーだったクレイグ・キンブレル投手こそフリーエージェント(FA)となって“放出”する形となったものの、先発投手の陣容は変わっていない。セールは昨季12勝止まりだったが、優れた奪三振数や防御率からして故障さえなければ今季もエースとしての活躍が期待されている。
 
 球団の編成総責任者であるデーブ・ドンブロウスキー氏は今季に向けて「私たちの目標は、昨年だけを勝つことではない。新しい章とともに今年、来年と勝つことを目指している」と意気込んでおり、王者としての戦いに自信を示した。



error: Content is protected !!