田中将大、開幕前最後のOP戦で2回3K無失点 中4日で開幕戦へ「しっかり食べて寝よ」
2019/03/24
Getty Images
オープン戦5試合で防御率2.65
今季自身4度目となるニューヨーク・ヤンキースの開幕投手を務める田中将大投手が23日(日本時間24日)、フロリダ州タンパで行われたトロント・ブルージェイズとのオープン戦に先発し、2回無失点と好投。万全の調整で開幕前の最終登板を終えた。
田中は初回、1死から2番のランダル・グリチック外野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手と2者連続で空振り三振に仕留めると、味方打線が3点先制した直後の2回にも1つの三振を奪うなど無失点。右前安打を許し走者を1人背負ったが、後続の打者は捕ゴロ、一飛と打たせて取る投球も見せている。
この日の田中は2回を投げて被安打1、無四球、奪三振3、無失点。オープン戦5試合を通じて2勝0敗、17回を投げて防御率2.65とした。これでオープン戦での登板は最後となり、28日(同29日)に本拠地で行われるボルティモア・オリオールズとの開幕戦に臨むことになる。
田中は、試合後に自身のツイッターを更新し「今日は開幕前最後の登板をしてきました!あとは開幕を迎えるのみ!しっかり食べて、しっかり寝よ」と、中4日で迎える開幕へ向けての気持ちを綴った。
昨季チームトップの19勝をマークした右腕ルイス・セベリーノ投手が右肩炎症により離脱。田中に開幕投手の大役が巡ってきた。昨季はボストン・レッドソックスとの地区シリーズで快投するなど、大舞台での活躍でチームの信頼感は抜群。デビューから6年連続2桁勝利を狙う右腕とともに、チーム10年ぶりの世界一へ向けた戦いがいよいよ始まる。