Dバックス、復活懸ける外野手が左膝手術で今季絶望 前十字靭帯など4カ所損傷の重傷
2019/03/27
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長打力備えるスーザ、OP戦でホーム踏んだ際に負傷
アリゾナ・ダイヤモンドバックスのスティーブン・スーザJr.外野手が、左膝手術を受けるため今季絶望となった。米公式サイト『MLB.com』が26日(日本時間27日)に伝えている。
スーザは昨季、2017年に30本塁打を放ち主砲の1人として活躍したタンパベイ・レイズからトレードでダイヤモンドバックスに移籍。しかし、右胸筋を痛めるなどして72試合の出場にとどまり、打率.220、5本塁打、29打点、6盗塁に終わっていた。
移籍2年目の今季に復活を懸けていたが、同サイトによれば25日(同26日)のシカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦でホームに生還した際に膝を左膝を負傷。翌日、ダイヤモンドバックスのトロイ・ロブロ監督が「スーザは左膝の前十字靭帯、外側側副靭帯、後十字靭帯、関節後方外側をそれぞれ損傷し、それらの修復手術を受け今季絶望となる」と発表した。
チームはオフに主砲のポール・ゴールドシュミット内野手とA.J.ポロック外野手を放出。その後、通算266本塁打を誇るアダム・ジョーンズ外野手を獲得していたが、長打力を備えるスーザが抜けたのは大きい穴だ。
同サイトは、外野手の配置についてジョーンズを右翼、内野手登録のケテル・マーテイを中堅、そして現在40人枠から外れているものの外野3つのポジションを守れるマット・シーザーをロースターに加えることもできるとしている。開幕を直前に控え緊急事態に陥ったダイヤモンドバックスだが、この窮地をどう乗り切ることになるだろうか。