エンゼルス、得点力に不安要素…大砲アプトンが右足負傷 開幕は負傷者リストで迎えることに
2019/03/27
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試合中に飛球追い左翼フェンスに激突
ロサンゼルス・エンゼルスのジャスティン・アプトン外野手が、右足の親指を痛めたため開幕を負傷者リストに入った状態で迎えることになった。米スポーツ専門サイト『ESPN』が26日(日本時間27日)、伝えている。
31歳のアプトンは主に打線の中軸として昨季145試合に出場し打率.257、30本塁打、85打点を記録。8月に左手人差し指の裂傷で10日間の故障者リストに入ったが、チームに欠かせないポイントゲッターとして活躍した。
同サイトによれば、今季は右膝の腱炎によりスプリングトレーニング(春季キャンプ)のほとんどを棒に振っており、追い打ちをかけるように24日(同25日)に行われたロサンゼルス・ドジャースとの試合で飛球を追いかけた際に左翼フェンスに激突。この時に右足の親指を負傷したという。
エンゼルスのブラッド・オースマス監督は、アプトンが復帰するまで今季マイナー契約で加入したピーター・ボージャス外野手がその穴を埋めるとしており、6年ぶりに古巣に復帰したベテランに期待を込めている。
今季は打者専念となる大谷翔平投手が順調なら5月中に復帰予定となるが、メジャー12年間で通算286本塁打を放っているアプトンがいないことで、エンゼルスの開幕1カ月余の間の得点力に不安が募ることになってしまった。