超有望株デビューへ。 ホワイトソックス、22歳ヒメネスを開幕ロースターに登録
2019/03/28
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昨季100敗球団の希望に
シカゴ・ホワイトソックスが、若手有望株イーロイ・ヒメネス外野手を開幕ロースターに登録した。米メディア『Bleacher Report』が27日(日本時間28日)、伝えている。
22歳のヒメネスはホワイトソックス期待の外野手。昨季は3Aで55試合に出場し打率.355、12本塁打、33打点の大活躍を見せた。今季のオープン戦では13試合で打率.243と奮わなかったが、卓越した打撃技術は若手有望株の中でも屈指の実力だ。
ヒメネスはまだメジャーへの昇格経験こそないが、今月下旬に6年4300万ドル(約47億円)の長期契約をホワイトソックスと締結。オプションが行使されれば最大で8年契約にもなるなど、球団側はヒメネスの高いポテンシャルに大きな期待を寄せているようだ。
既に非常に高い評価を受け、メジャーデビューも間近とみられていたヒメネスだが、今季開幕直後にもその活躍が見られるかもしれない。同メディアによると、ホワイトソックスはヒメネスを開幕ロースターに入れたことを発表。デビューを飾る時がそこまで迫っている。
ホワイトソックスはヨアン・モンカダ内野手らここ数年でメジャーデビューを果たした若手が中心選手になることを期待していたが、昨季は不調と故障が相次いだ。その結果62勝100敗と大きく負け越し、球団再建にも影響が出ていた。
また、オフにはマニー・マチャド内野手(サンディエゴ・パドレス)、ブライス・ハーパー外野手(フィラデルフィア・フィリーズ)の獲得を計画し、大型契約を提示したものの交渉は実らなかった。それらのこともあってマイナーで大活躍を見せたヒメネスの打棒は、低迷から抜け出すための大きな希望になるだろう。