前田健太、投打に躍動し今季初勝利!7回途中6K&二塁打 ドジャースは猛打爆発19安打18点
2019/03/31
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相手2巡目以降に対し試練も最少失点で抑える力投
しかし5回、2巡目に入ったダイヤモンドバックス打線が前田に襲いかかる。先頭のマーテイにチェンジアップを弾き返され中前安打とされると、続くアーメッドは91.8マイル(約148キロ)の速球で三ゴロ、5-4-3の併殺に打ち取り2死走者なしとしたが、ここで8番のアレックス・アビラ捕手に対してカウント3-1から92マイル(約148キロ)の速球を巧く逆方向へ捉えられ、打球はレフトポール際に飛び込む第1号ソロ本塁打とされた。
ドジャースは直後の攻撃でべリンジャーが第2号ソロ本塁打を放ち再び6-2と4点差とし、6回にはダイヤモンドバックス2番手のマット・コッチ投手に対して前田の今季初安打となる二塁打などでチャンスを作り、コーリー・シーガー内野手、べリンジャー、マックス・マンシー内野手にタイムリー安打が飛び出し5点を追加。11-3とその差を広げ試合を決定づけた。
大量リードの中、前田は7回に先頭のジョーンズに速球を完璧に弾き返されバックスクリーンへの第2号ソロ本塁打を浴びたが、次打者ラムはチェンジアップで一ゴロ、マーテイもチェンジアップでこの日6つ目の三振を奪って2アウトとする。続くアーメッドに四球を与え、前田はここで降板。2番手のブロック・スチュワート投手にマウンドを託した。
スチュワートは四球で1人走者を許したが本塁への生還を許さず無失点。前田はこの日6回2/3、106球(ストライク68球)を投げて被安打5、与四球2、奪三振6、失点3の成績で、防御率を4.05とした。打っては2打数1安打1得点で打率.500としている。
ドジャースはその後7回と8回に計3失点を喫したが、8回にバーンズの第2号2ラン、べリンジャーにこの日2発目となる第3号2ランと2本の本塁打を含む6安打を集めて7得点を挙げ18-5。最後は捕手のラッセル・マーティンが登板し1回を無失点に抑えるという“好リリーフ”もあり、ドジャースがそのまま18-5で勝利を収めた。前田は今季初登板で初勝利を収め、2019年を幸先良くスタートさせた。