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FA市場に残るキンブレル、優勝リングセレモニーへの参加辞退 レ軍社長「チームメイトへの敬意」

2019/04/09

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 昨季までボストン・レッドソックスでプレーし、ワールドシリーズ制覇に貢献したクレイグ・キンブレル投手が、優勝リングセレモニーへの参加を辞退した。キンブレルは、シーズン開幕後もフリーエージェント(FA)の状態が続いている。米公式サイト『MLB.com』が8日(日本時間9日)、報じた。
 
 9日(日本時間10日)のトロント・ブルージェイズ戦の試合前に行われるセレモニー。キンブレルが辞退したことについて、レッドソックスのサム・ケネディ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「彼は招待されたことにとても感謝していた」としながらも、「チームメイトへの敬意から参加しないことを選んだ」と述べている。
 
 キンブレルは昨季もレッドソックスの守護神として、5勝1敗、42セーブと期待通りの活躍。8年連続30セーブ、通算WHIP0.92など安定感は健在だ。しかし昨年11月、同球団からの単年1790万ドルのクオファイリング・オファー(QO)を拒否。左腕ダラス・カイケル投手(元アストロズ)らとともにFA市場に留まり続けている。
 
 FA市場の停滞に伴って、今オフは、大型の契約延長が相次いで見られた。FA長期化の被害者キンブレルが、マウンドに立つのはいつになるだろうか。



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