ダルビッシュ有、初白星遠く5失点 6回のピンチ投げ切れず、防御率は7.50に
2019/04/11
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。6回途中5失点でマウンドを降りた。
この日のダルビッシュも苦しい投球が続いた。初回、2死から3番・セベリにソロ本塁打を浴び、早くも先制を許す。
2回は三者凡退に抑えたものの、3回には死球で出した走者を1人置き、打席には2番・マルテ。その初球、インコース低めに投げ込んだ93.4マイル(約150キロ)の直球をレフトスタンドへ運ばれ、リードを3点に広げられた。
しかし、この回のアウトを全て空振り三振で取り、復調の気配を見せたダルビッシュ。4回を3人で退けリズムを掴むと、5回も1死から走者を許すも続く打者を三ゴロ併殺に打ち取りこの回も3人斬り。徐々に立ち直ったかに見えた。
だが、1点の援護を受け、2点差となった6回。先頭のフレージャーを中飛に打ち取り、幸先よくアウトを取ったが、続くマルテが内野安打で走者を背負う。3番・セベリの打席では、マルテの盗塁と、二塁への内野安打で1死一、三塁のピンチを招く。ここで投手交代を告げられ、ダルビッシュは前回登板に続いて、責任走者を2人残しての降板。マウンドを引き継いだカイル・ライアン投手が、ダルビッシュの走者を全て還している。
この日のダルビッシュは、5回1/3(77球)を投げ、被安打5、奪三振4、与死球1、被本塁打2、失点5(自責点4)の成績。防御率は7.50となっている。