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ヤンキース、日系4世ヒガシオカが今季初昇格 正捕手サンチェス離脱の危機救えるか

2019/04/13

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故障者続出でチーム崩壊間近?

 ニューヨーク・ヤンキースが、カイル・ヒガシオカ捕手をメジャーに昇格させたことを発表した。米メディア『MLB.com』が12日(日本時間13日)、伝えている。
 
 ジャンカルロ・スタントン外野手ら主力選手が次々に故障者リスト(IL)入りしているヤンキース。11日(同12日)終了時点では何とか2位に食らいついているものの、さらなる悲報がチームを襲った。
 
 球団は12日(同13日)、ゲイリー・サンチェス捕手が左ふくらはぎを痛めたことで10日間のIL入りすることを発表。遂に正捕手までもが戦線を離れることになり、4月中旬にしてさらなる窮地に立たされることになった。
 
 また、同サイトによると今季ヤンキースの選手がIL入りするのはサンチェスで12人目。4月末から5月中に復帰予定の選手もいるが、エースのルイス・セベリーノ投手や正遊撃のディディ・グレゴリウス内野手などは5月中の復帰も困難となっている。
 
 非常に苦しい状況にあるヤンキースだが、サンチェスの代役として昇格したヒガシオカは昨季メジャー初本塁打を記録した期待の捕手。今季はオープン戦10試合で打率.368だっただけに、さらなる飛躍があるかもしれない。
 
 さらにジャンカルロ・スタントン外野手と入れ替わってメジャーに昇格したクリント・フレイジャー外野手が11日(同12日)時点で8試合に出場し、打率.321、3本塁打、10打点と大活躍。故障者続出でもマイナーから昇格した若手の活躍がチームを大きく支えている。
 
 今季11試合で6本塁打と好調だったサンチェスが離脱した穴を埋めるのは難しいが、ヒガシオカの活躍もまた、今季ヤンキースの命運を握ることになるかもしれない。



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