マリナーズ、メジャー記録さらに更新!開幕16戦連続本塁打 連勝ストップも勝率8割キープ
2019/04/13
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2本の満塁弾浴び劣勢も、9回に伏兵が意地の一発
シアトル・マリナーズが12日(日本時間13日)、本拠地Tモバイルパークでのヒューストン・アストロズ戦で開幕から続く連続試合本塁打記録を「16」に伸ばした。
6連勝中のマリナーズは、前日にメジャー新記録となる開幕15試合連続本塁打を達成。そしてこの日から同地区王者のアストロズとの3連戦を迎え、試合は序盤から打ち合いの展開となった。
2回までに2本のタイムリー安打で3点を挙げたマリナーズに対して、アストロズも3回にジョージ・スプリンガー外野手の第4号2ラン本塁打ですかさず反撃。
3-2と1点をリードしたまま前半5回までを終えたマリナーズだったが、6回に2番手のショーン・アームストロング投手がホセ・アルトゥーベ内野手に満塁本塁打を浴びると、1点差に詰め寄った直後の8回には3番手のルベン・アラニス投手が今度はユリ・グリエル内野手に満塁本塁打を浴びて5-10と突き離された。
ここまで本塁打が出ていなかったマリナーズは9回、先頭のトム・マーフィー捕手がアストロズ3番手のクリス・デベンスキー投手から左翼スタンドへ第1号ソロ本塁打。メジャー4年間で計10本塁打だった伏兵の一発で、メジャー記録となっている連続試合本塁打記録を「16」に更新した。
しかし、後続の打者が得点を挙げることができず、マリナーズは6-10で敗戦。連勝とともに、6日(同7日)から続いていた2桁安打も「6」でストップした。それでも、チームは13勝3敗で勝率.813と依然として高い水準でアメリカン・リーグ西地区を独走している。