「大谷世代」の内野手、ヤンキース傘下の加藤豪将とは チームは故障者続出でメジャー昇格に追い風
ニューヨーク・ヤンキース傘下3Aスクラントン・ウィルクスバレ・レイルライダースの加藤豪将内野手は14日(日本時間15日)、本拠地でのトロント・ブルージェイズ傘下バッファロー・バイソンズ戦に「6番・遊撃」で先発出場。二塁打を含む2安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
2019/04/15
Getty Images
ヤンキースの内野手陣は?
・ミゲル・アンドゥハー(10日間負傷者リスト入り)
三塁手・右投右打、24歳。昨季は打率.297、27本塁打、92打点の成績で、大谷翔平に次ぐア・リーグ新人王投票で2位につけたスター候補生。右肩の故障で1日から負傷者リスト(IL)入りしている。
・グレッグ・バード
一塁手・右投左打、26歳。長打が魅力の選手で、昨季は82試合の出場で11本塁打を放った。一方で、けがの影響もあり、2年連続で打率1割台と課題を残し、今季もここまで打率.171と波に乗れていない。
・タイロ・エストラーダ(40人枠)
遊撃手・右投右打、23歳。昨季途中から3Aでプレー。今年はヤンキース内野手に故障者が相次ぎ、開幕前にメジャー昇格を果たした。今季は加藤とともに3Aでプレーし、7試合、打率.250、2本塁打、5打点、OPS.794の成績を残している。
・ディディ・グレゴリアス(60日間負傷者リスト入り)
遊撃手・右投左打、29歳。3年連続20本の強打と高い守備力を誇り、デレク・ジーター氏(現マーリンズCEO)の後任として十分な成績を残している。昨年10月に靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けて60日間IL入りしている。
・D.J.ラメイヒュー
二塁手・右投右打、30歳。昨季までロッキーズでプレーし、2016年には首位打者を獲得。ゴールドグラブ賞にも3度(2014、17、18年)輝くなど、攻守両面で鳴らした。昨季は自己最多の15本塁打を放っている。
・グレイバー・トーレス
二塁手・右投右打、22歳。昨季は、アンドゥハーや大谷と共に新人王争いを繰り広げ、オールスターゲームにも選出。今季も既に3本塁打を放つなど、打棒は健在だ。
・トロイ・トロウィツキ(10日間負傷者リスト入り)
遊撃手・右投右打、34歳。昨年末ブルージェイズから解雇され、オフにヤンキースへ。昨季は骨棘手術のため1年間プレーできなかった。再起を期す今季だが、左ふくらはぎの張りで4日にIL入りしている。
・ジオバニー・ウルシェラ
三塁手・右投右打、27歳。昨季はブルージェイズで19試合に出場。今年は招待選手としてヤンキースのスプリングトレーニングに参加し、故障者続出のチーム事情から6日にメジャー昇格を果たした。
・ルーク・ボイト
一塁手・右投右打、28歳。昨季途中にカージナルスから移籍すると、39試合の出場で、14本塁打を放つ大活躍。今季もすでに4本塁打を放つなど、長打力を発揮している。
・タイラー・ウェイド
遊撃手・右投左打、24歳。2017年からメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りすると、同年30試合、翌18年36試合に出場。今季も1日にメジャー昇格を果たすと、ここまで7試合に出場し、3本の安打をマークしている。