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ドジャース、新加入ポロックが右肘手術の可能性 「感染症」の米報道、過去の手術も影響か

2019/05/01

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オフに4年約60億円で契約も…今季は低調スタート

 今季からロサンゼルス・ドジャースに加入したA.J.ポロック外野手が、感染症により右肘の手術を受ける可能性が出てきた。米スポーツ専門サイト『ESPN』が30日(日本時間5月1日)、伝えている。
 
 ポロックはこの日、右肘の炎症により10日間の負傷者リスト(IL)入り。同サイトによれば、早い時間にロサンゼルス市内で医師と会って患部の感染症の重症度を判断するための処置を受けたという。
 
 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はこれまでにその処置による結果を得られていないと述べており、手術する可能性についても定かではない。しかしながら、同サイトは「外科的な修復のために」手術する必要があるかもしれないとした。
 
 ポロックはメジャー8年目の31歳。2012年のデビューから7年間はアリゾナ・ダイヤモンドバックスで活躍し、2015年には157試合に出場して打率.315、20本塁打、76打点、39盗塁をマーク。昨季も113試合の出場にとどまったが、21本塁打、65打点と長打力を発揮していた。
 
 オフにフリーエージェント(FA)となり、その行方が注目されていたが、同じナショナル・リーグ西地区のライバル・ドジャースに4年総額5500万ドル(約60億円)で契約を結んだ。
 
 しかし、今季はここまで28試合に出場し打率.223、本塁打2、14打点と低調。マット・ケンプ外野手やヤシエル・プイーグ外野手が抜けた穴を埋めるべく期待されながら、それに応えることができていなかった。
 
 同サイトでは、過去のポロックの“アクシデント”も伝えている。2010年には打球を追ってダイビングし、肘を骨折。手術によってプレートとネジが取り付けられた。また、2016年にも同箇所を再損傷し、同様の手術を受けている。今回の症状がこれらの手術の影響によるものかは分からないが、もし再び手術となれば、チームにとっては長い目で見ても尾を引く問題となっていきそうだ。



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