イチローの現役引退、菊池雄星のメジャーデビュー…日本人メジャーリーガーの3・4月成績は?
メジャーリーグは、日本での開幕戦2試合を皮切りにシーズンが始まった。今季は、6人の日本人メジャーリーガーが、開幕ロースター入りを果たした。日本人メジャーリーガーの3、4月成績を振り返る。
2019/05/10
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平野佳寿(ダイヤモンドバックス)
13試合(10回2/3)、1勝1敗、1セーブ、0被本塁打、15奪三振、防御率4.22、WHIP1.59
昨季抜群の安定感を見せた平野佳寿だが、2年目を迎える今季は開幕からピリッとしない。要所で直球を痛打される場面が目立ち、スプリット頼みの投球が続いた。4月は尻上がりに調子を上げ、防御率4点台にまで持ち直したが、被打率は3割超となっている。
大谷は5月にメジャー復帰、マイナーリーグにも注目
大谷翔平は、昨年10月に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、リハビリに励んだ。2月末からティー打撃を再開すると、トスバッティング、フリー打撃、マシン打撃と段階を踏み、4月下旬には、実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行った。
また、ヤンキース傘下の加藤豪将は、自身初の3Aで開幕を迎えてめざましい活躍。今年パナソニックから海を渡った吉川峻平や、メジャー復帰を目指す田澤純一と牧田和久の巻き返しにも今後注目が集まっていくだろう。