エンゼルス・大谷翔平、1号&マルチ&4出塁の大活躍 第5打席は左腕から技あり安打
2019/05/14
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地でのミネソタ・ツインズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。今季第1号を含む、3打数2安打、2四球の活躍をみせた。チームは5-4で勝利している。
大谷は初回、フルカウントから低めのチェンジアップを見極め、四球で出塁。
1点ビハインドで迎えた第2打席は、無死三塁のチャンスで、ツインズ先発のべリオスが投じた92.5マイルの速球を捉えると、打球は高く上がってそのまま左中間スタンドへ入り、今季第1号逆転2ラン本塁打となった。
第3打席は、1死一、二塁で、二ゴロ併殺打に倒れた大谷。1点リードで迎えた第4打席は、2死一塁から四球を選んだ。
そして最終第5打席は、9回先頭で打席が回ると、前の回から登板している4番手ロジャースが投じた3球目のスライダーを上手く弾き返し右安打。追加点が欲しい場面で、左腕を苦にせずチャンスメイクし、役割を果たした。
この日の大谷は、3打数2安打、1本塁打、2四球、2打点の成績で、打率.250としている。
試合は、打線が15安打を放つ活躍で5得点。決勝本塁打を放ったラステラは、チームトップの10本目。昨季まで本塁打のキャリアハイが5本だった30歳が、新天地で飛躍を遂げている。
投げては、先発のスキャッグスが2本塁打を浴びて5回4失点で降板するも、救援陣が粘り強く投げ抜いた。3番手バットリーは、8回に無死二塁のピンチを招くが、後続3人を打ち取ってリードを守り、最終回はロブレスが締めた。