エンゼルス・大谷翔平、第4打席はカーブ見逃し三振 日米野球出場右腕の緩急に手が出ず
2019/05/18
Getty Images
詰め寄られるもプホルスのタイムリーで1点追加
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が17日(日本時間18日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「3番・指名打者(DH)」で出場し、7回の第4打席に見逃し三振を喫した。
大谷は今季自身初の本拠地での試合に出場し、最初の2打席で空振り三振、遊直と倒れるも、5回の第3打席に中前安打を放ち5試合連続安打とした。
しかし、エンゼルスは4-0とリードした6回に先発のマット・ハービー投手が無死一、二塁とピンチを招くと、2番手のジャスティン・アンダーソン投手が1死二、三塁からライアン・オハーン内野手に2点タイムリー安打を浴び4-2と詰め寄られる。
4回以降得点を挙げられない中リードを広げたいエンゼルス。7回の攻撃では、昨年の日米野球で来日したロイヤルズ3番手の右腕スコット・バーロウ投手に対し、先頭のマイク・トラウト外野手が中前安打で出塁して良い形で大谷に繋げる。
第4打席を迎えた大谷は、初球の速球を見送ると、2球目のスライダーは空振り。3球目の外の93.9マイル(約151キロ)の速球を見逃し、そしてカウント1-2からの4球目、真ん中にきた74.6マイル(約120キロ)のカーブを見逃して三振を喫した。
大谷は倒れたものの、エンゼルスはその後トラウトの盗塁によって2死二塁のチャンスを作ると、5番アルバート・プホルス内野手に左前タイムリー安打が飛び出して5-2とした。この日2安打のプホルスは、これで通算3116安打として、アレックス・ロドリゲス氏を抜いてメジャー歴代単独20位となった。