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ダイヤモンドバックス・グレインキー、史上37人目の通算2500奪三振達成! 通算200勝も目前

2019/05/22

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスのザック・グレインキー投手が21日(日本時間22日)、敵地ペトコ・パークでのサンディエゴ・パドレス戦に先発し、史上37人目となる通算2500奪三振を達成した。米公式サイト『MLB.com』が22日(日本時間同日)、伝えている。
 
 今季でメジャー16年目を迎えたグレインキーは、2004年にカンザスシティ・ロイヤルズでデビューすると、09年にはサイ・ヤング賞を獲得するほどの投手に成長。近年はダイヤモンドバックスのエースとして安定した投球を続けている。
 
 この日、今季11度目の先発となったグレインキーは、初回を三者凡退に抑えると、3回にオースティン・ヘッジス捕手に安打を許すまで無安打の投球。立ち上がりからエースの投球を見せる。
 
 そして大記録に到達したのは4回、先頭のフランミル・レイエス外野手との対戦だった。初球はスライダーでストライクを奪うと、2球目はツーシームでストライク。早々に追い込むが、ここから3球連続ボールとなり、フルカウントになる。
 
 投手にとって四球を出したくないカウントだが、グレインキーは躊躇なくストライクゾーン一杯のコースを狙った。勝負の6球目は内角低めに沈む87.6マイル(約140キロ)のチェンジアップで、タイミングが合わなかったレイエスは空振り三振。この三振が通算2500目の奪三振となった。同サイトによると、2500奪三振達成はグレインキーが史上37人目となる。
 
 その後6回にパドレス打線に捕まり、エリック・ホズマー内野手の2ラン本塁打などで3失点するものの、7回まで投げきって降板。ダイヤモンドバックスはパドレス投手陣に5回以降追加点を奪うことができず、2-3で敗北した。
 
 グレインキーはこの日、7回を投げて4安打、5奪三振、3失点。好投は実らずに今季2敗目を喫し、防御率は2.89になった。
 
 大記録達成となったグレインキーだが、直球の球速は年々低下。今季は平均89.6マイル(約143キロ)までになっている。しかし、磨かれた投球術と並外れたコントロールは年を経て円熟味を増し、これからも活躍する姿を見ることができそうだ。あと7勝にせまる通算200勝の達成も今季中にみられるかもしれない。



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