大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



エンゼルス・大谷翔平VSマリナーズ・菊池雄星、NPB時代の対戦成績は?【編集部フォーカス】

2019/05/28

text By

photo

Getty Images



2013年3月30日(西武ドーム)

菊池雄星 5回1/3(115球)、被安打4、奪三振6、与四死球4、無失点(勝ち投手)
大谷翔平 2打数無安打、途中交代 対菊池(空三振、空三振)
 
 2人が初めて対戦したのは、大谷のルーキーイヤーの開幕第2戦。大谷は前日の開幕戦で、高卒新人としては球団史上54年ぶりとなる開幕スタメンに抜擢され、マルチ安打を記録した。
 
 2試合続けての「8番・右翼」で先発メンバーに名を連ねた大谷だったが、先輩の背中は大きかった。菊池は大谷を2打席連続で空振り三振に斬ってとり、プロの洗礼を浴びせた。菊池はこの日、6回途中無失点の好投で、チームにシーズン初勝利をもたらした。一方、大谷は、第3打席で代打を送られ、無念の途中交代となった。

2017年3月31日(札幌ドーム)

菊池雄星 7回(96球)、被安打4、奪三振4、与四死球2、失点1(勝ち投手)
大谷翔平 4打数2安打 対菊池(空三振、右二塁打、右安)
 
 日本ハムの本拠地で迎えた開幕戦。菊池は2年連続となる開幕投手に抜擢された。一方、日本ラストイヤーとなる大谷は「3番・DH」で先発出場。第1打席は、菊池が得意のスライダーで空振り三振に抑え、前回の対戦から3打席連続三振と先輩の意地を見せる。しかし、続く第2打席は、大谷が2死一塁の場面から、ストレートを弾き返して、ライトへの二塁打を放ち、菊池から自身初安打をもぎ取った。6回の第3打席でも速球を捉えてライトへの安打を放っている。
 
 この試合では、菊池は7回1失点で開幕勝利投手。大谷も4打数2安打の活躍で、主軸としての役割を果たした。

1 2 3


error: Content is protected !!