無死満塁で敬遠、アメフトでは州記録…驚異の身体能力をもつ2019年度MLBドラフト全体1位の捕手とは
2019/06/05
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マルチに活躍する非凡な才能
昨年のMLBドラフトでオークランド・アスレチックスから1位指名(全体9位)を受け、NFLドラフトでも全体1位指名を受けて話題になったカイラー・マーレイ(アリゾナ・カージナルズ)には及ばないかもしれないが、ラッチマンもまた野球とアメフトの両方をこなすマルチ・アスリートである。
オレゴンで生まれ育ったラッチマンはシャーウッド高校在学時には野球とアメフト両方で活躍している。アメフトではキッカー兼ラインバッカーを務め、最終学年には州の歴代最長記録となる63ヤードのキックを成功させるなど、ここでも非凡な才能を見せている。オレゴン州立大に進学した後も、1年生のときまでは野球は勿論、アメフト・チームでもプレイした。
類まれな運動能力を持った強肩強打でスイッチヒッターの大型捕手。ラッチマンがMLBの舞台で活躍する日が楽しみだ。
角谷剛
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