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ドラフト終了で追い風。カブスがキンブレルと3年47億円で契約合意、世界一へ向けブルペン補強

2019/06/06

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 シカゴ・カブスがフリーエージェント(FA)市場に留まっていたクレイグ・キンブレル投手と複数年契約で合意に至った。米公式サイト『MLB.com』が5日(日本時間6日)、伝えている。
 
 昨季42セーブを挙げてレッドソックスの5年ぶりの世界一に貢献したキンブレル。通算333セーブを誇るメジャー屈指のクローザーであるが、希望する年数と金額で折り合わず、FAのまま調整を続けていた。
 
 同サイトによると、キンブレルがレッドソックスに対して、クオファイリング・オファー(QO)を断ったことから、獲得にはドラフト指名権の譲渡が必要となっていた。しかし、ドラフト会議が終了したため、カブスは即座に獲得に踏み切った。
 
 契約は3年4300万ドル(約47億円)にのぼるとみられており、複数年契約を望んでいたキンブレルの希望に合致。一方のカブスにとっても、悲願のワールドシリーズ制覇に向け、ブルペンの充実は必須。ここまで地区首位を走っているものの、盤石なローテーションに比べ、救援陣にやや不安を抱えているため、世界一経験者であるキンブレルの加入は、大きな力となる。



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