片膝立ち&片手打ちでホームラン!? 引退したベルトレ氏の再来のような打撃が全米に衝撃
2019/06/07
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ニューヨーク・メッツのトッド・フレイジャー内野手の放った本塁打が話題を呼んでいる。6日(日本時間7日)のサンフランシスコ・ジャイアンツとの一戦、同点の8回に飛び出した一発は、左手一本、膝立ちで左翼席に叩き込んだ。試合は7-3でメッツが勝利した。
メッツは初回、1番アーメド・ロザリオ内野手が先頭打者本塁打を放って先制。さらに続く2番のドミニク・スミス内野手も続き、二者連続本塁打としていきなり2点を先制した。その後はジャイアンツも2点本塁打で追い付くと、両先発が踏ん張り、前半5回を終えて2-2の同点となった。
ジャイアンツは6回表、”カンフーパンダ”の愛称で親しまれるパブロ・サンドバル内野手が勝ち越しのソロ本塁打。メッツは2-3と1点を追う展開となったが、7回裏に1点を返して再び同点に持ち込んだ。
話題となっている本塁打は8回の裏、1死二塁の場面で迎えたフレイジャーの打席で飛び出した。カウント2-1から投じられた低めに曲がり落ちる変化球を左手一本ですくい上げると、フォロースルーでは体勢を崩して右ひざ立ちに。打球は左飛にも見えたが、ぐんぐん伸びて左中間スタンドに飛び込む勝ち越し2点本塁打となった。
膝立ちでの本塁打といえば、昨年オフに引退を決断したエイドリアン・ベルトレ氏の代名詞。フレイジャーはその”再来”とも言える本塁打で、チームの勝利に貢献した。
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