平野佳寿、宝刀スプリット冴え2者連続三振 ダイヤモンドバックスは3連勝で貯金「1」
2019/06/09
Getty Images
投手陣2番目に多い今季29試合目の登板
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が8日(日本時間9日)、敵地ロジャース・センターでのトロント・ブルージェイズ戦にリリーフ登板し、2/3回を投げ2奪三振無失点と好投した。
ダイヤモンドバックスは、1-0とリードした3回にケテル・マーテイ内野手、デビッド・ペラルタ外野手のタイムリー安打などで一挙3得点。6回にも1点を追加し、5-0とした7回1死三塁の場面で平野が3番手として登板した。
今季これが投手としてチーム2番目に多い29試合目の登板となった平野は、まず7番のテオスカー・ヘルナンデス外野手に対してカウント2-2と追い込むと、84.6マイル(約136キロ)のスプリットで空振り三振を奪う。そして続くブランドン・デュルーリー内野手にもカウント2-2から最後はスプリットで空振り三振に仕留めて3アウトとした。
危なげなく役目を終えた平野は、この日2/3回13球(ストライク9球)を投げて無安打、無四球、奪三振2、無失点の好投で防御率を5.09としている。
9回に1点を追加したダイヤモンドバックスは、そのまま6-0で快勝。3連勝として33勝32敗となり、5月28日(同29日)以来となる貯金「1」とした。