大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » ダルビッシュ有 » ダルビッシュ有、8試合連続勝ち負けつかず 6回4失点の粘投も4点援護をあっさり吐き出す

ダルビッシュ有、8試合連続勝ち負けつかず 6回4失点の粘投も4点援護をあっさり吐き出す

2019/06/11

text By

photo

Getty Images



 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が10日(日本時間11日)、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発登板。8試合ぶりの勝利を目指しての登板だったが、6回4失点で、勝ち負けはつかなかった。
 
 ダルビッシュは、初回を三者凡退に切り抜ける立ち上がり。2回には強打者アレナドからスライダーで空振り三振を奪うなど、現地4月27日以来の勝利へ向け、順調な滑り出しを見せていた。
 
 3回には、味方打線が3本塁打を放ち4点の援護を受ける。しかしその裏、死球で出した走者を一人置いた場面で、1番ブラックモンに、甘く入った94.7マイル(約152キロ)のストレートを右翼スタンドへと運ばれる。さらに2死からダールに右前安打を許すと、前の打席で三振を奪ったアレナドに、真ん中のカッターを完璧に捉えられ、17号同点2ランを献上。もらった援護を一気に吐き出した。
 
 5回、ブラックモンに安打を許すと、2死としてから打席にはこの日3度目の対戦となるアレナド。初球から2球続けてワンバウンド投球となるなど警戒から制球を乱したが、ファウルでカウントを稼ぐと、6球目97.2マイルの速球で遊ゴロに打ち取り、なんとかこの回を凌いだ。
 
 すると直後の攻撃で、先頭のバエズがレフト前安打で出塁。続くゴンザレスの内野ゴロの間に、三塁のカバーが遅れたのを見てバエズは一気に三塁へと進む。1死三塁と一打勝ち越しのチャンスを作ったが、後続が倒れ得点はならなかった。
 
 6回は三者凡退に抑えたダルビッシュ。この日は、6回(83球)を投げ、被安打6、奪三振3、与死球1、失点4の成績。防御率は4.98となっている。
 
 7回のカブスも得点を挙げることができず、ダルビッシュは同点のまま降板。8試合連続で勝ち負けなしとなっている。また、7回のマウンドを引き継いだ2番手モンゴメリーが、デズモンドに痛恨の勝ち越しソロ本塁打を浴び、ロッキーズにリードを許す展開となっている。



error: Content is protected !!