ヤンキース、スタントン&ジャッジが復帰間近 最短で来週にも最強打線完成へ
2019/06/13
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打線は現時点でも超強力
負傷者リスト(IL)入りしているニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とジャンカルロ・スタントン外野手の復帰が近づいているようだ。米メディア『EMPIRE SPORTS MEDIA』が12日(日本時間13日)、伝えている。
靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたディディ・グレゴリウス内野手が約8カ月ぶりに復帰するなど、嬉しい話題も多いヤンキース。タンパベイ・レイズとアメリカン・リーグ東地区首位を巡り、お互い譲らずの攻防が続いているが、けが人続きだったヤンキースについに主力組が復帰する。
同メディアによると、ジャッジとスタントンは来週のラインアップに名を連ねられるためにリハビリを開始する予定とのこと。実際に来週の復帰となるかはまだ不明だが、復帰へのカウントダウンが始まっている。
特にスタントンは、すでに順調な仕上がりをみせており、11日(同12日)に行われたマイナーリーグの試合では、豪快な一発を含む4打数2安打。そして12日(同13日)には2本塁打を放つなど絶好調だ。いずれもリハビリを兼ねて出場した試合だったが、早くも打棒を発揮している。
なお、ジャッジらの代わりに3Aに降格する候補としては、クリント・フレイジャー外野手、ケンドリス・モラレス外野手、キャメロン・メイビン外野手らの名が挙げられている。ヤンキースの外野層は非常に厚く、打撃で貢献するフレイジャー、走力に定評があるメイビンらの降格はやむを得ないだろう。
現在、ヤンキースではゲイリー・サンチェス捕手、ルーク・ボイト内野手の2人が長距離砲として活躍。その脇をD.J.ラメイヒュー内野手らが確実性の高い打撃で支えており、隙の少ない強力打線を形成している。
既にアメリカン・リーグでも屈指の打線だが、そこにメジャーを代表するスラッガーであるジャッジとスタントンが組み込まれることで、さらに破壊力を増すことになる。主砲コンビの復活で、地区首位独走態勢に入れるか注目が集まる。