ヤンキースのベテラン左腕サバシアが通算250勝を達成 球史に残る記録に自身も「クレイジー」
2019/06/20
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ニューヨーク・ヤンキースのC.C.サバシア投手が19日(日本時間20日)、本拠地でのタンパベイ・レイズ戦に先発登板。6回3安打1失点の好投で、通算250勝目を挙げた。
今季限りでの引退を表明しているヤンキースのベテラン左腕が、また一つ偉業を成し遂げた。サバシアは、立ち上がり走者を許したものの無失点で初回を終えると、裏の攻撃で強力ヤンキース打線が一挙6点の援護を叩き出す。
これで勢いに乗ったサバシアは、2回も無失点に抑えると、3回には3者連続三振の圧巻投球。チェンジアップを効果的に使いながら、レイズ打線を寄せ付けず、アウトを積み重ねた。6回を投げ切ったサバシアは、打線の大量援護もあり、5月22日(同23日)ぶりとなる今季4勝目(4敗)を挙げた。
通算250勝となったサバシア。4月30日(同5月1日)には、通算3000奪三振もマーク。250勝と3000奪三振の両方を達成したのは、史上14人目となる。
米公式サイト『MLB.com』によると、サバシアは「憧れてきた選手や、球史に残る偉人たちと並べられるなんてクレイジーだ」と喜びを口にしている。