ヤンキース・ジャッジがあす復帰へ! スタントン、エンカーナシオンらと超重量打線、贅沢な悩みも
2019/06/21
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約2カ月ぶりに復帰
ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、21日(日本時間22日)に行われるヒューストン・アストロズ戦で復帰する予定であることが分かった。米公式サイト『MLB.com』が20日(同21日)、伝えている。
左脇腹を痛め、4月20日(同21日)を最後にメジャーでの試合出場がないジャッジ。負傷者リスト(IL)入り後は、慎重にリハビリを行い、最近ではマイナーリーグ5試合でリハビリ出場を終えていた。
そしていよいよ、主砲復活の時が来たようだ。同サイトによると、ジャッジは21日(同22日) 、本拠地ヤンキー・スタジアムでのアストロズ戦で復帰する予定とのこと。メジャーでは約2カ月ぶりの試合となり、地元ファンからの大声援に包まれることになりそうだ。
一方で、ヤンキースには贅沢な悩みも浮上している。ジャッジがILから復帰することにより、誰か1人を25人ロースターから外してマイナーへ降格させなければならない。そしてその有力候補にはジャッジとポジションの被る、キャメロン・メイビン外野手が挙げられている。
メイビンは4月下旬に加入して以来好調が続いており、41試合で打率.308、5本塁打、14打点、OPS(.386+.496).882と大活躍。15日(同16日)からは4試合連続で本塁打を放っていた。元々は走力に定評がある選手だったが、今季は打撃でも高い貢献度を誇る。
だが、25人枠のうち、13人は投手陣に充てられるため、ベンチ枠は3つ。捕手のロマイン、内野手のウルシェラ、外野手のガードナーが残る見込みで、メイビンが外れることとなりそうだ。
ヤンキースはジャンカルロ・スタントン外野手が復帰した際にも、11本塁打のクリント・フレイジャー外野手を代わりに降格させていた。フレイジャー、メイビンともにマイナーでプレーさせておくには惜しい存在でもあるため、トレードの交換候補として扱われる可能性もある。
戦力の厚みが並外れたヤンキースならではの悩みとなっているが、それでも主砲ジャッジ復帰後は遂に理想の打線が完成。新加入のエドウィン・エンカーナシオン内野手を迎え、新旧スラッガーが立ち並ぶ最強打線が明日にも見ることができそうだ。