ドジャース「モッてるね!」2日連続サヨナラ弾で5連勝 あす登板の前田健太も波に乗れるか
2019/06/23
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メジャー3年目の23歳バデューゴが決めた!
ロサンゼルス・ドジャースが22日(日本時間23日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのコロラド・ロッキーズ戦で延長戦の末にサヨナラ勝ち。2日連続での劇的勝利で連勝を「5」に伸ばした。
前日にマット・ビーティ外野手の本塁打でサヨナラ勝ちを収めていたナショナル・リーグ西地区首位のドジャースが、この日も延長戦にもつれ込んだ試合を劇的な一打でモノにした。
ドジャース先発の柳賢振投手は3回まで3失点を喫するも、6回3失点(自責点1)にまとめて防御率1.27でメジャートップの数字をキープ。7回に勝ち越しを許したドジャースは、8回すぐに同点に追いつくと試合は4-4のまま延長戦に突入した。
試合が決したのは11回。ドジャースはロッキーズ3番手のヘスス・ティンコ投手に対して、1死からこの試合ここまで1本塁打を含む3安打を放っていたアレックス・バディーゴ外野手が打席に立ち、カウント1-1から94.5マイル(約152キロ)の速球を捉えると、打球は右翼スタンドに飛び込む第7号サヨナラ本塁打となった。
2日連続での劇的決着に、ナインも本拠地ファンも大興奮。5-4で勝利したドジャースは5連勝として、同地区2位ロッキーズとの差を12.0ゲーム差に広げた。
米公式サイト『MLB.com』によれば、この日4安打2本塁打の大活躍を見せたバデューゴは試合後「こういう試合はサヨナラでの決着を夢見るものだけど、それが現実になったというのは特別で面白いね」とコメント。また、デーブ・ロバーツ監督も「この男はモッてるね!」と一発で試合を決めたメジャー3年目23歳を称えていた。
あす同カードには前田健太投手が先発登板する。前回登板では5回2失点で負け投手となってしまったが、好調なチームの勢いに乗って好投、そして今季8勝目を挙げることができるか注目だ。