一致団結のインディアンズ マイク・アビレスの娘が白血病でチームメイトがとった行動
シーズン中は本当の家族よりも長い時間を共に過ごすチームメイトたち。インディアンズに所属するマイク・アビレスの4歳の娘が白血病と診断されると、チームメイトやコーチ陣は一人また一人髪を剃って、サポートする意思を示した。
2015/05/30
Getty Images
チームはもう一つの家族
クリーブランド・インディアンズに所属するマイク・アビレスの4歳の娘が白血病と診断された。娘は入院が必要となったため、アビレスは一時チームを離れた。娘が自宅へ帰ることが許され、アビレスはチームに合流した。すると、チームメイト・コーチ陣がアビレスと彼の娘をサポートする意味合いを込めて、一人また一人と髪を剃っていた。
フランコーナ監督も選手たちが取った行動について語った。
“It`s a bunch of guys that really care about their teammate. A lot of guys probably don`t even know Adriana, but because it`s Mikey`s daughter, she`s important to all of us. I think it`s a way to take something that`s very serious and makes you step back and think, take it and turn into something where, I guarantee you, when she sees pictures of all these guys, she`s going to smile.”
「本当にチームメイト思いの奴らの集まりだ。おそらく、ほとんどがアドリアーナのことを知らないが、アビレスの娘だから、彼女も我々にとって大切な存在なのだ。非常に深刻な出来事を、1度立ち止まり、考え方を変えてみた。私は保証する、みんなの姿を写真で見たら彼女はきっと笑顔になるだろう」
娘を置いて、チームに合流することをアビレスは心苦しく思った。だが、娘や家族を支えていくためにはフィールドに戻らないといけなかった。それを理解するチームメイトたちは格好の形でサポートをした。
正二塁手のキプニスも「アビレスは素晴らしい人柄で、最高のチームメイト。みんなが一歩を踏み出したことによって彼が帰ってきやすい環境を作ることができたのではないか」と話した。