ジャイアンツ・バムガーナー、11奪三振&決勝適時打の大活躍! トレード市場からの注目もアップか
2019/06/26
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ジャイアンツでの登板はあとわずか?
サンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手が25日(日本時間26日)、本拠地オラクル・パークでのコロラド・ロッキーズ戦に登板し6回2失点、11奪三振の好投。決勝適時打も放ち、4勝目を飾った。
2009年にジャイアンツでデビューして以来、先発投手陣の要として活躍してきたバムガーナー。打撃センス抜群の投手としても知られているが、この日はそんな“二刀流”な一面を覗かせた。
初回、バムガーナーは先頭のチャーリー・ブラックモン外野手と対戦。絶好調を維持する打者との対戦となり、7球粘られるが、8球目のカットボールで空振り三振。後続も空振り三振、三ゴロに打ち取り、抜群の立ち上がりを見せる。
続く2回は1死となった場面でクリス・アイアネッタ捕手を92.5マイル(約148キロ)の直球で空振り三振、続くライアン・マクマホン内野手も91.6マイル(約146キロ) の直球で空振り三振に斬って取ると、3回には先頭のマーク・レイノルズ外野手を自慢のカーブで見逃し三振。回を跨いで3者連続三振に仕留める。
その後4回にイアン・デズモンド外野手の11号ソロ本塁打で1点を失ったバムガーナー、しかし直後の4回裏に味方打線が勝ち越しに成功。自身も2死一塁、三塁の場面で打席が回ると、左方向へ強烈な打球を放って1点を追加。自らのバットで援護し、3-1とする。
6回にはデビッド・ダール外野手に適時打を浴びて1点差に詰め寄られるが、後続を見事に打ち取り、大崩れすることなくこの回を締めくくった。この回をもってバムガーナーは降板し、頼れるブルペン陣に後を託した。
その後ジャイアンツは、7回にタイラー・オースティン外野手の7号ソロ本塁打で1点を追加。投げてはサム・ダイソン投手、トニー・ワトソン投手、クローザーのウィル・スミス投手ら必勝リレーが安打を許さず、4-2で勝利。バムガーナーに勝ち星がついた。
この日のバムガーナーは、6回(97球)を投げて、被安打3、与四球3、奪三振11、失点2。防御率は4.21となり、今季4勝目を手にした。
トレードでの放出の噂が絶えないバムガーナーだが、この日の活躍でさらに他球団からさらに注目が集まったことだろう。ジャイアンツのユニホームを着てプレーできるのはあと少しかもしれないために、今後も地元ファンの前で活躍を見せておきたいところだ。