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カブス・ダルビッシュ有、2被弾5失点で4敗目 勝ち負けなしは「10」でストップ、カイケルが今季初勝利

2019/06/27

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 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が26日(日本時間27日)、本拠地でのアトランタ・ブレーブス戦に先発登板。5回5失点で今季4敗目(2勝)を喫し、10試合連続で続いていた勝ち負けなしの珍記録も途切れた。
 
 今季長くフリーエージェント(FA)市場に留まり続けていた、ダラス・カイケル投手との投げ合いとなったダルビッシュ。不安定な立ち上がりが災いし、またしても勝ち星を挙げることはできなかった。
 
 ダルビッシュは初回、先頭のアクーニャに四球を与えると、盗塁と捕手コントラレスの悪送球で、いきなり無死三塁のピンチを背負う。すると、今度はダルビッシュ自身の暴投で、先制点を献上する嫌な流れとなる。
 
 2回にマッキャンに8号ソロを浴びて2点目を許すと、3回には二塁打と四球で出した走者2人を置いて、マーケイキスにストレートをスタンドまで運ばれ、序盤だけで5失点。
 
 4回には、1死を取ったところで、悪天候の影響で48分間の中断を挟むと、以降は走者を一人も出さない別人のような投球をみせる。カイケルをカッターで空振り三振、アクーニャをチェンジアップで三ゴロに打ち取りこの回を終えると、5回はカッター主体のピッチングで、時おり緩いカーブを織り交ぜ打者を幻惑。最後まで的を絞らせずに5回を投げ切った。
 
 この日のダルビッシュは、5回(92球)を投げ、被安打5、奪三振8、与四球2、失点5の成績で、防御率4.98としている。
 
 カブスは、ダルビッシュが息を吹き返した4回から、5回、6回と毎回得点を挙げ、3-5と追い上げたが、あと一本が出ず。ブレーブスのカイケルは6回途中3失点で今季初勝利を挙げている。



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