エンゼルス・大谷翔平、11号&12号でOPS.908に上昇 チームは9点差大敗で再び借金生活へ
2019/07/01
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が6月30日(日本時間7月1日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。昨年9月以来となる1試合2本塁打をマークする活躍をみせた。チームは3-12で大敗を喫している。
大谷は、初回2死からアスレチックス先発バシットの初球を強振。鋭い当たりを飛ばしたものの、二塁手の正面を突き、内野ゴロに倒れる。
再びバシットとの対戦となった4回は、先頭打者として打席を迎える。様々なコースに緩急をつかって投げ込んでくるバシットに対し、大谷は粘り強く対応。そして6球目、大きく割れるカーブを上手くすくい上げると、打球は高く上がって、そのままセンターフェンスを越えた。
6回の第3打席は、ラステラ、トラウトの連打で無死一、二塁のチャンス。4点ビハインドで1点でも多く返しておきたい場面だったが、ここ数試合に見られたように、球審とのストライクゾーンの認識がかみ合わず、見逃し三振に倒れている。
それでも2-12と大量リードを許した8回、代わったばかりの5番手ブルックスに対し、カウント2ボールから、91.6マイル(約147キロ)のツーシームを捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線。4回に続いての第12号ソロ本塁打となった。
この日の大谷は、4打数2安打、2本塁打、2打点、1三振の成績で、打率は.299に上昇。OPS(出塁率+長打率)は、トラウトに次ぐチーム2位の.908としている。
チームは、その後も得点を挙げることができず3連敗。42勝43敗となり、再び借金生活へと突入した。