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大谷翔平バースデー弾、エンゼルス指揮官が称賛「非常に知的」 教え子バーランダーを一発攻勢で攻略

2019/07/06

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誕生日に最高の巡り合わせ、尊敬する右腕との対戦

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が5日(日本時間6日)、25歳の誕生日を迎え、敵地ミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。第13号本塁打を放ち勝利に貢献した。
 
 大谷はこの日25歳の誕生日。試合で対戦したのは昨年本塁打も記録した2011年のサイ・ヤング賞右腕、憧れのジャスティン・バーランダー投手という、まさに「プレゼント」とも言える巡り合わせだった。
 
 大谷は初回の第1打席はカーブに空振り三振に倒れたが、3回に2-1と逆転した直後の第2打席で快音を残した。初球のカーブを見極めた後の2球目、カウント1-0から94.9マイル(約153キロ)の速球を捉えると、打球は中堅バックスクリーンに飛び込む第13号ソロ本塁打となった。
 
 6月30日(同7月1日)に2本塁打を記録して以来となる一発を放った大谷は、第3打席は88.6マイル(約143キロ)のスライダーに一ゴロ、2番手ヘクター・ロンドン投手と対戦した第4打席は二ゴロに倒れ、4打数1安打として打率.309。これで5試合連続安打とし、この間18打数8安打3本塁打で打率.444とした。
 
 エンゼルスは、大谷の他にもコール・カルフーン外野手が第19号2ラン、アンドレルトン・シモンズ内野手が第4号ソロ、マイク・トラウト外野手が3試合連発となる第26号ソロと計4本の本塁打が飛び出し、本塁打による得点だけで5-4で勝利。45勝44敗で2試合ぶりに貯金「1」とした。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、エンゼルスのブラッド・オースマス監督は試合後「4本もホームランが打てるとは思わなかった。素晴らしい攻撃だった」と話した。中でも、2014年から17年途中にかけてデトロイト・タイガースの指揮官として当時同チームのエース右腕だったバーランダーに対して3本塁打と攻略したことを喜んだ。
 
 また、25歳の誕生日を迎えバースデー本塁打を放った大谷に対しては「安打、本塁打、彼は一貫して優れた打席を重ねている。しっかりと準備するし、非常に知的な打者だ」と、その野球に対する姿勢と能力の高さを改めて高く評価した。



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