エンゼルス・大谷翔平、6戦連続安打も絶好機に凡退 アストロズ2枚看板から連日の長打でOPS.926
2019/07/07
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剛腕コールから第1打席でカーブ捉え二塁打
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が6日(日本時間7日)、敵地ミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第1打席に二塁打を放つなど4打数1安打だった。
前日の25歳の誕生日に憧れのジャスティン・バーランダー投手から5戦連続安打となる13号本塁打を放った大谷は、この日もアメリカン・リーグ最多奪三振(161個)を誇る剛球右腕ゲリット・コール投手と対戦した。
大谷は初回から快音を響かせる。第1打席でカウント1-1から84マイル(約135キロ)のナックルカーブを捉えて左翼線への二塁打を放ち、自身6試合連続安打。得点には繋がらなかったが、コールに対してキャリア初の長打を放った。
しかし、3回の第2打席は91.6マイル(約147キロ)のスライダーに空振り三振。0-2と2点を追う6回の第3打席でもフルカウントから98.6マイル(159キロ)のフォーシームに遊ゴロに倒れ、徐々に調子を上げてきたコールの前に凡退が続いた。
エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニー投手が5回2失点。2番手で登板したトレバー・ケイヒル投手が6回、7回と2イニング連続で1点ずつを失い0-4と劣勢を強いられた。
大谷は8回、1死満塁と絶好のチャンスで第4打席を迎えた。過去に1打席だけ対戦し打ち取られているアストロズ2番手の右腕ライアン・プレスリー投手を相手に、カウント1-0から2球目の97マイル(約156キロ)の速球を打ち上げてしまい三邪飛。打点を挙げることはできなかった。
エンゼルスは続くコール・カルフーン外野手も空振り三振に仕留められ無得点。本塁打が出れば同点という絶好機に得点を挙げることができず、9回もアストロズ3番手のコリン・マクヒュー投手の前に手が出ず0-4のまま完敗を喫した。大谷はこの日4打数1安打で、打率は試合前の.309から.307、OPS(出塁率+長打率)は.930から.926とわずかに下げている。