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ナショナルズ、CY賞3度の鉄腕シャーザーが2度目のIL 背中に張り「大きなことではない」軽傷を強調

2019/07/14

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今季は19登板で9勝、NLトップの181奪三振

 ワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザー投手が13日(日本時間14日)、背中の張りのため10日間の負傷者リストに入った。米公式サイト『MLB.com』が同日に報じている。
 
 シャーザーは今季19試合に登板し9勝5敗、防御率2.30、129回1/3を投げてナショナル・リーグトップの181奪三振と持ち味を発揮しながら好成績を残していた。しかし同サイトによれば、右腕は背中の張りによる10日間のIL入りを報道。球団公式サイトでも正式に発表された。
 
 MRI検査の結果を受けて「これは大きなことではない」と軽傷を強調したシャーザー。その姿勢は前向きで「100%の状態に戻すために、ステップを踏んでいきたい」とした。
 
 シャーザーはキャリアでも故障の少ない投手としてその鉄腕ぶりが評価されていたが、2017年8月18日(同19日)に首の炎症により同じ10日間のIL入りをしており、これがキャリア2度目の措置となった。
 
 今季がメジャー12年目のベテラン右腕。シャーザーは通算168勝(87敗)、防御率3.16、2247回を投げ2630奪三振を記録し、これまでデトロイト・タイガース(2013年)とナショナルズ(2016年、2017年)で計3度のサイ・ヤング賞を受賞してきた。34歳(7月27日で35歳)ながらまだまだ力は衰えておらず、万全に回復した後の活躍に期待したいところだ。



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