大谷翔平、「3番・DH」で第1打席に快足生かし先制内野安打 エンゼルスはトラウト欠くも初回一挙6得点
2019/07/17
Getty Images
トラウトは2試合連続でスタメン外れる
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が16日(日本時間17日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第1打席で先制の内野安打を放った。
エンゼル・スタジアムではこの日、来場先着3万人に大谷のボブルヘッド人形が配布され、試合前から大谷の活躍に大きな期待がかかった。
エンゼルスは2日前の試合で右ふくらはぎの張りを発症した主砲マイク・トラウト外野手が前日に続いてスタメンから外れ、大谷の前を打つ2番にはアンドレルトン・シモンズ内野手が座る。
エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニー投手は初回、先頭から四球と安打を許し無死一、二塁のピンチを招くも、後続を3者連続凡退に抑えて28球を要しながらも無失点に抑えた。
その裏の攻撃、アストロズの「オープナー」としてキャリア初先発した右腕ヘクター・ロンドン投手に対し、エンゼルスは1番デビッド・フレッチャーの二塁打とアンドレルトン・シモンズ内野手の右前安打で無死一、三塁と先制のチャンスを作る。
ここで打席には大谷。フォーシームとスライダーでカウント2-2と追い込まれた後の5球目、内角96.1マイル(約154キロ)のフォーシームを弾き返すと、これが走力を生かした遊撃への適時内野安打となり、エンゼルスが1点を先制した。
エンゼルスはこの後さらに満塁とし、コール・カルフーン外野手は押し出しの死球。続く6番のアルバート・プホルス内野手は右翼線を破る走者一掃の3点適時二塁打を放ち、5-0とロンドンを早くも攻略。なおも2死三塁で9番ルイス・レンヒーフォ内野手が適時三塁打を放ち6-0とした。
エンゼルスのスターティングメンバ―は次の通り。
1番(三)デビッド・フレッチャー
2番(遊)アンドレルトン・シモンズ
3番(指)大谷翔平
4番(左)ジャスティン・アプトン
5番(右)コール・カルフーン
6番(一)アルバート・プホルス
7番(中)ブライアン・グッドウィン
8番(捕)ケバン・スミス
9番(二)ルイス・レンヒーフォ
(投)アンドリュー・ヒーニー