田中将大のヤンキースは先発を! ドジャースは中継ぎ強化で前田健太ローテ固定も MLB公式がトレード補強提言
メジャーリーグは7月31日(日本時間8月1日)にトレード期限を迎える。各地区の上位チームは優勝、ポストシーズン進出を狙いトレードによって補強を図ることが予想され、米公式サイト『MLB.com』では各チームの補強すべきポイントとターゲットとなる選手を挙げられている。
2019/07/17
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田中将大擁するヤンキースは先発防御率MLB10位
まず、ア・リーグ東地区首位を快走するニューヨーク・ヤンキースはローテーションを補強ポイントとしている。
昨季19勝を挙げたルイス・セベリーノ投手を故障で欠く中、6勝5敗で防御率3.81の田中将大投手を筆頭に健闘しているものの、鉄壁のブルペン陣と比較すると見劣りする。
6月上旬から故障で長期離脱を余儀なくされたドミンゴ・ハーマン投手が復帰し現在11勝2敗と頼もしい力を発揮しているだけに、ここでもう一枚加われば首位固めとポストシーズンでの戦いも優位に進めることができる。
先発の防御率がメジャー30球団中10位の4.12というヤンキースだが、同サイトがターゲットに挙げたのは、デトロイト・タイガースの左腕マシュー・ボイド投手。
28歳のボイドはメジャー5年目の今季ここまで6勝7敗、防御率3.95という成績で、114回を投げて奪三振152という三振奪取率が魅力だ。投球回に対する与四球24という数字はサンフランシスコ・ジャイアンツのエース左腕マディソン・バムガーナー投手と遜色ない制球力で、接戦を勝ち抜くためには大きな戦力となるだろう。