田中将大のヤンキースは先発を! ドジャースは中継ぎ強化で前田健太ローテ固定も MLB公式がトレード補強提言
メジャーリーグは7月31日(日本時間8月1日)にトレード期限を迎える。各地区の上位チームは優勝、ポストシーズン進出を狙いトレードによって補強を図ることが予想され、米公式サイト『MLB.com』では各チームの補強すべきポイントとターゲットとなる選手を挙げられている。
2019/07/17
Getty Images
2年ぶり世界一狙うアストロズが欲しい4番手
2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指しアメリカン・リーグ西地区首位を独走するヒューストン・アストロズが必要とするポジションとして挙げられたのも先発投手。
ローテーション4番手、5番手が最近36試合で防御率6.11と苦戦しており、ジャスティン・バーランダー投手(11勝4敗、防御率2.98)、ゲリット・コール投手(9勝5敗、防御率3.23)、ウェイド・マイリー投手(7勝4敗、防御率3.32)に続く投手が必要になるとしている。
ここでターゲットの選手として同サイトが挙げたのが前述のバムガーナー投手だ。バムガーナーは昨オフから今季開幕以降も移籍の噂が絶えない。
8月1日(同2日)に30歳を迎える左腕は、今季はここまで5勝7敗ながら防御率3.86、116回を投げて奪三振121、与四球25と内容は良い。何より、ポストシーズンでは2010年から2016年にかけて計16試合に登板し8勝3敗、防御率2.11という圧倒的な強さで3度のワールドシリーズ制覇(2010年、2012年、2014年)に貢献している。
ジャイアンツがナショナル・リーグ西地区4位に沈んでいることから、親しんだチームから離れアストロズで再び“世界一請負人”になる可能性は低くないだろう。