大谷翔平はエンゼルスをポストシーズン進出へ導けるか。アレン不発も充実のリリーフ陣、若手の台頭に期待
2019/07/20
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リリーフ投手の今季は…?
オフに守護神候補として、コディ・アレン投手を補強。しかし、25試合の登板で0勝2敗、4セーブ、防御率6.26と結果を残せず、6月18日(同19日)にリリースとなった。その代役として名乗りを上げたのが、ハンセル・ロブレス投手。確固たる実績は持たないものの、ここまで45試合に登板し、3勝0敗、14セーブ、防御率2.62と役割を全うしている。ロブレスの好投が、チームを今の位置に居られる一つの大きな要因となっている。
ロブレスに次いで登板数が多いのが、キャム・ベドロージアン投手とタイ・バットリー投手。ベドロージアンは、44試合に登板し、防御率3.38。オープナーとしても登板することも多く(7試合)、柔軟に起用に応えている。バットリーはメジャー2年目の26歳で、ここまで44試合で防御率2.60と高い安定感を誇っている。
また、ノエ・ラミレス投手の活躍は、今季のブルペンの大きな支えとなっている。ロングリリーフで起用されることの多いラミレスは、33試合で47回2/3を投げ防御率3.21と、長い回を投げられない先発陣を助けている。また、ジャスティン・アンダーソン投手、新加入のルイス・ガルシア投手らも、あらゆる場面で登板し、仕事を果たしている。
さらに、アストロズ相手に15日(同16日)の試合で流れを引き寄せたメジャー3年目のテイラー・コール投手、18日(同19日)に3回をヒット1本に抑えた26歳ジェイク・ジュエル投手らモップアップの役割からメジャー定着を狙う選手たちの活躍も光る。今季20試合に登板し、3Aに置かれているルーク・バード投手もその一人だ。