ダイヤモンドバックス・平野佳寿、宝刀スプリット3連発! 2戦連続1回3者連続三振の快投
2019/07/22
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チームは連敗で勝率5割
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が21日(日本時間22日)、本拠地チェイス・フィールドでのミルウォーキー・ブリュワーズ戦にリリーフ登板し、1回3奪三振の好投を見せた。
前回登板で1回を3者連続三振の好救援を見せた平野が、この日も快投を見せた。
ダイヤモンドバックスは3回までにアレックス・アビラ捕手の2ラン本塁打などで4-0と試合を優位に進めるも、4回に先発のアレックス・ヤング投手が一挙4失点し同点とされる。
そして4-4のまま迎えた7回に平野が3番手として登板。平野はまず先頭の8番タイラー・サラディーノ外野手に対して、カウント2-2から82.7マイル(約133キロ)のスプリットで空振り三振に仕留める。
続く代打のエリック・テイムズ内野手にもカウント0-2からスプリットで3球三振。そして1番に返って長打力もあるロレンゾ・ケイン外野手に対してはカウント2-2から再びスプリットで空振り三振に抑えた。
平野はこの日1回14球(ストライク10球)を投げて無安打、無四球、奪三振3、無失点。19日(同20日)の前回登板に続き3者連続三振と完璧な内容で1イニングを投げ切り、防御率を4.04とした。
しかし、ダイヤモンドバックスは8回に3点を勝ち越され4-7で敗戦。2連敗となって、今季50勝50敗で勝率5割に戻った。そして、この日同じナショナル・リーグ西地区の首位ロサンゼルス・ドジャースが勝ったためドジャースとの差が16.0ゲームとなるととともに、ワイルドカード争いでも圏内まで2.5ゲーム差に広がっている。