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大谷翔平はエンゼルスをポストシーズン進出へ導けるか。故障乗り越え最強打線へ、トラウトの調子も大谷次第

2019/07/23

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負傷者続出の前半戦

 右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の影響で出遅れた大谷翔平選手と、開幕直前に右足親指を負傷したジャスティン・アップトン外野手。2人の主軸打者を欠いて臨んだシーズン序盤だった。さらに、大谷の復帰後まもなく、攻守の要アンドレトン・シモンズ内野手が左足首捻挫で離脱。同日、大谷もスイング時、右手薬指に速球を受けるなど、チームは満身創痍の状態となっていた。
 
 それでも大谷の復帰後はチームの状態も上向いていく。6月下旬には、開幕当初予定していたメンバーが続々と復帰。マイク・トラウト外野手が「オープニングデーに期待していたラインアップを組むことができる」と喜びの声を漏らした。
 
 だが、その喜びもつかの間、7月に入ると、オールスターにも選出されていたトミー・ラステラ内野手が自打球を受け右足を骨折。また、7月7日(同8日)には、ヒューストン・アストロズ戦でのコリジョンプレーによって、今季正捕手としてチームを支えてきたジョナサン・ルクロイ捕手が脳震とうと鼻の骨折で、負傷者リスト(IL)入りとなった。
 
 ルクロイは、早ければ8月中、ラステラの復帰は9月以降となる。

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