田中将大、4回もたず12失点の大炎上で6敗目 ヤンキースは16点差大敗
2019/07/26
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が25日(日本時間26日)、敵地でのボストン・レッドソックス戦に先発登板。自己ワースト12失点と炎上し、6敗目(7勝)を喫した。
初回、先頭から安打と四球で無死一、二塁とリズムを作れないまま走者を背負うと、3番ボガーツに3ランを浴び先制点を献上。その後も1死から3連打で満塁とされ、9番ブラッドリー、1番ベッツに連続二塁打を打たれ、初回から7失点と苦しい立ち上がりだった。
それでも2回は変化球主体のピッチングに切り替え、第1打席に本塁打を打たれたボガーツをスライダーで3球三振に仕留めるなど、2三振を奪い三者凡退。3回も走者2人を背負ったが無失点で切り抜けた。
初回の大乱調から立ち直ったかに見えた田中だったが、4回に再び捕まる。先頭のデバースに本塁打を浴びると、安打と四球で出した走者2人を置いて、チャビスに適時二塁打。さらに1死二、三塁と変わって7番モアランドにも2点適時打を許し、11点を失ったところで交代が告げられた。また、代わったタープレイが、田中の責任走者を還し、12失点となっている。
チームはその後も失点を重ね、3-19で敗戦。田中は6月4日(同5日)以来の敗戦投手となった。
この日の田中は、3回1/3(87球)を投げて、被安打12、奪三振4、与四球3、失点12の成績で、防御率は4.79まで跳ね上がった。