エンゼルス・大谷翔平、1四球も3の0で11打席連続無安打 5日間で打率1分5厘落とし.285
2019/07/30
Getty Images
8回に不振バットリーが痛恨の3失点で連敗
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が29日(日本時間30日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのデトロイト・タイガース戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、3打数無安打1四球に終わった。
エンゼルスは初回に先発のハイメ・バリア投手がタイガースの主砲ミゲル・カブレラ内野手に中堅バックスクリーンへのソロ本塁打を浴び、4回と5回にも適時打で失点を重ねて5回3失点で降板となった。
大谷は、タイガース先発の右腕ジョーダン・ジマーマン投手の前に第1打席はツーシームを痛烈に弾き返すも二ゴロ併殺、第2打席はフォーシームを打ち上げ右飛と2打席連続で打ち取られる。
エンゼルスは5回にコール・カルフーン外野手の第24号ソロ本塁打で1点を返し、6回にはデビッド・フレッチャー内野手の適時二塁打でさらに1点を追加。2-3と1点差に詰め寄った。
なおも1死一、三塁とチャンスが広がり、タイガースはジマーマンに代わって左腕ブレイン・ハーディ投手を送り込む。ハーディに対して大谷は、カウント3-1から高めのボール球を避けて四球。満塁とチャンスを広げたが主軸の後続打者が連続して倒れて一気に逆転とはならなかった。
大きなチャンスを逸したエンゼルスは8回、4番手で登板した2試合連続2失点中のタイ・バットリーがまたも崩れる。先頭から2本の安打と四球で満塁とすると、カブレラに左前へ2点適時打を浴びて2-5。さらに自らの暴投で失点を重ねて2-6とリードを広げられてしまった。
大谷の第4打席は直後の8回、1死走者なしの場面でタイガース4番手のジョー・ヒメネス投手との対戦となった。ここまで10打席連続無安打の大谷は初球からフォーシームで続けて攻められ、カウント2-2からの5球目、最後は低めいっぱい89.1マイル(約143キロ)のチェンジアップに見逃し三振を喫した。
エンゼルスは9回にも1失点し、その裏の攻撃では5番から始まる攻撃も無得点。2-7で敗れて2連敗となった。大谷はこの日3打数無安打1四球で打率.285。24日(同25日)には.300あった打率だが、5日間で1分5厘落としてしまった。