マリナーズ・菊池雄星、4回6失点で今季8敗目、防御率は5.49に 無四球もアストロズの4発に沈む
2019/08/03
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シアトル・マリナーズは2日(日本時間3日)、敵地ミニッツメイド・パークでヒューストン・アストロズと対戦。菊池雄星投手が登板し、4回を投げて被本塁打4、6失点と打ち込まれて8敗目を喫した。打線もアストロズの継投の前に3安打2得点と抑え込まれ、2-10の敗戦となった。
マリナーズ先発の菊池は初回こそ無失点に抑えたものの、2回にはルーキーのヨルダン・アルバレス内野手、ニック・マリスリック外野手にそれぞれ本塁打を浴びて3失点。波に乗れないまま、4回にもマーティン・マルドナード捕手、ホセ・アルトゥーベ内野手に本塁打を許してここも3点を失った。
菊池は4回を投げ切ったところで降板。5回からはレギー・マクレーン投手が登板したが、アストロズ打線の勢いを止められずさらに3点を奪われた。マリナーズは5回を終えて9点ビハインドと非常に厳しい状況に追い込まれた。
一方のマリナーズ打線はアストロズ先発のウェイド・マイリー投手を捉えられず。4回まで2四球を選びながらも無安打に抑え込まれた。5回にはようやく初ヒットが生まれたが無得点。この日初めての得点は6回で、1死一塁からダニエル・ボーゲルバック内野手の今季26号本塁打でようやく2点を返した。
6回裏からは両軍無得点も、次の得点は再びアストロズ。8回裏にはアルトゥーベの犠飛で10点目をあげた。
菊池は4回77球(うちストライク55球)を投じ、被安打9、被本塁打4、与四球0、奪三振1で6失点(自責点6)という結果。今季8敗目(4勝)、防御率は5.49となり、依然低迷している。この日の菊池は四球を与えない投球も、ゾーンに入るボールはことごとくしっかり捉えられ、アストロズ自慢の打線に捕まった。