ヤンキース・スタントン、復帰時期は「間もなくとは思わない方がいい」 ”完全体”打線復活は9月か
2019/08/03
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右ひざの故障からの復帰を目指すニューヨーク・ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手の復帰時期はもう少し先になる模様だ。フルメンバーが打線にそろうのは9月のことになるかもしれない。米メディア『ニューヨーク・ポスト』が2日(日本時間3日)、伝えた。
ヤンキースは今季序盤から、故障による離脱者が続出。特に野手陣では、ゲイリー・サンチェス捕手、ミゲル・アンドゥハー内野手、ディディ・グレゴリアス内野手(トミー・ジョン手術のため予定通り)、らが一時は同時に故障者リスト入りした。また、スタントン、アーロン・ジャッジ外野手、アーロン・ヒックス外野手も離脱し、一時は開幕メンバーのほとんどが負傷者リスト入りする異常事態だった。
その後は各選手が復帰したり、再離脱したりと状況は変動。しかし、オフの補強で獲得したD.J.ラメイヒュー内野手やジオ・ウルシェラ内野手、途中加入のエドウィン・エンカーナシオン内野手らの活躍もあって地区首位をキープしている。
そんな中、やはり復帰が待たれるのが大砲・スタントンだ。今季は開幕直後から離脱。5月28日(日本時間29日)には復帰したものの、月末には再び戦列を離れ、6月半ばに復帰した。24日(同25日)のトロント・ブルージェイズ戦では待望の今季1号を放ったが、今度は右ひざを故障してまたも負傷者リスト入りとなっていた。
8月中の復帰も噂されたものの、『ニューヨーク・ポスト』によれば、同球団のブライアン・キャッシュマンGMも「(スタントンの復帰は)おそらく9月になりそうだ」と発言しており、もう少し時間がかかるとの見立て。ポストシーズンでの快進撃、そして世界一を狙うにあたり、強力打線の完成は必須項目だ。