ダイヤモンドバックス・平野佳寿、2戦ぶり0封で36度目無失点 今季の連続試合失点は3月の1度のみ
2019/08/04
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2番として登板、先頭に安打も後続3者連続凡退
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が3日(日本時間4日)、本拠地チェイス・フィールドでのワシントン・ナショナルズ戦にリリーフ登板し、1回無失点と好投した。
2連敗中のダイヤモンドバックスはこの日、ナショナルズと序盤から点の取り合い。初回に先発のロビー・レイ投手が適時三塁打と犠飛で2点を先制されるも、直後の攻撃でエデュアルド・エスコバー内野手の第23号2ラン本塁打で同点に追い付く。
ここで先に勝ち越したのはダイヤモンドバックス。続く2回にニック・アーメッド内野手がナショナルズ先発のスティーブン・ストラスバーグ投手から第11号ソロ本塁打を放つと、さらに3回にはデビッド・ペラルタ外野手の適時打などで2点を挙げ5-2とリードを広げた。
しかし、レイは4回にも2失点し4-5と1点差に詰め寄られる。それでも、ダイヤモンドバックスは5回に1点を加えると、なおも2死二塁からジェイク・ラム内野手が第4号2ラン本塁打。ナショナルズ2番手のマット・グレイス投手に対してはアレックス・アビラ捕手が第7号2ラン本塁打を放ちこの回一挙5得点して10-4と主導権を握った。
6点差としたダイヤモンドバックスは6回から平野が2番手として登板。前回登板の7月31日(同8月1日)に3失点を喫した平野は、先頭の5番カート・スズキ捕手に81.8マイル(約132キロ)のスプリットを弾き返され二塁への内野安打とされる。
しかし、続くブライアン・ドージャー内野手はカウント1-2と追い込んでから88.6(約143キロ)のフォーシームで三ゴロに打ち取り1アウト。さらにヘラルド・パーラ外野手はカウント0-2から83.1マイル(約134キロ)のスプリットで空振り三振。最後はビクター・ロブレス外野手をフルカウントからフォーシームで遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。
この日が今季49試合目の登板となった平野は、1回18球(ストライク14球)を投げ被安打1、無四球、奪三振1、無失点で防御率4.20。前日の3失点で防御率は跳ね上がったが、今季ここまで2試合以上連続で失点したのは3月29日(同30日)~30日(同31日)の1度のみ(いずれも自責点1)。今季36度目の無失点でリードを守った。
ダイヤモンドバックスは7回にも押し出しで1点を追加。8回にはナショナルズ5番手として登板した、一塁を守っていたパーラから4得点。さらに二塁を守っていたドジャーからはエスコバーがこの日2本塁打目となる第24号3ラン本塁打を放ち、一挙7点のビッグイニングを作って18-4とトドメを刺した。9回に3ラン本塁打を浴びたものの、結局この試合5本塁打を放ったダイヤモンドバックスは7月17日(同18日)の19得点に次ぐ18得点を挙げて18-7で大勝。連敗をストップさせて今季成績を55勝56とした。