「健康な状態が続くかはわからない」田中将大復帰戦好投も、消えぬ手術への懸念
復帰戦で田中は昨季前半を彷彿とさせる投球を見せた。しかし、米メディアの中では肘が完治していないのは事実であり、この先どこまで健康体を維持できるかどうかは不透明、という意見がある。
2015/06/05
Getty Images
田中の状態で変わってくる投手層の厚み
果たして、田中はこのまま投げ続けることができるか? もし、それが可能ならば、ローゼンタルは、「ヤンキースは地区の中で最も層の厚いローテーションと強力なブルペンを持つことになる」と記している。
ヤンキースにはすでにマイケル・ピネイダ、ネイサン・イオバルディ、そしてCC・サバシアがいる。サバシアは全盛期の輝きはないが、まだ十分貴重なローテーション投手だ。 トミー・ジョン手術からリハビリ中のイアン・ノバも、オールスター前後には復帰が期待されている。今後はアダム・ウオーレンあたりを本来のブルペンへ戻し、8回を担当させることができる。8回、9回は、もともとデリン・ベタンセスとアンドリュー・ミラーで盤石だ。健康体で本来の状態の田中がいれば、投手陣全体がさらに強化されるのだ。
田中の体調に問題がないのかどうかは、もうしばらく様子を見守るしかないだろう。
出典:”If Tanaka can hold up, he could put Yankees over top in AL East” @ FOX Sports by Ken Rosenthal in Jun. 3rd 2015
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