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7連勝&15戦14勝…0勝187敗のジンクスをついに覆す! 絶好調メッツが最終回劇的サヨナラ勝利

2019/08/10

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 ニューヨーク・メッツの勢いが止まらない。9日(日本時間10日)のワシントン・ナショナルズ戦では9回に3点差をひっくり返して7‐6の勝利。これで7連勝、さらには直近15試合で14勝目とした。
 
 メッツは今季、最序盤こそ首位を争ったものの、4月下旬からは3位が定位置となり、6月にはナショナルズに抜かされて4位に転落していた。しかし、ここにきて一気に調子を上げ、借金を返済した勢いそのままに3位に再浮上した。
 
 『MLB.com』によれば、メッツは3点以上のビハインドで9回か延長に入るケースでの勝利が2015年9月13日(同14日)以来なかった。それ以降の同様のケースでは、0勝187敗と、劇的な勝利からは長いこと遠ざかっていた。
 
 しかし、この日のメッツはこれまでとは一味違った。3‐3の同点のまま終盤に突入したが、終盤に3失点。3点差を追いかけ、相手マウンドには今季ここまで25セーブの守護神ショーン・ドゥーリトル投手という絶体絶命の状況に追い込まれた。しかし、トッド・フレイジャー内野手の3点本塁打で同点とすると、最後はマイケル・コンフォート外野手が右越えの当たりを放ってサヨナラ勝利を決めた。
 
 トロント・ブルージェイズのエースだったマーカス・ストローマン投手をトレード期限ぎりぎりで獲得し、今季も勝負をかける意思を表明したメッツ。今月5日(同6日)には、オフに獲得したロビンソン・カノー内野手が左ハムストリングスを痛めて負傷者リスト(IL)入りしたものの、好調を保っている。
 
 打線の中心は、ルーキーながらMLB2位の38本塁打を放っているピーター・アロンゾ内野手、MLBトップクラスの打率を維持するジェフ・マクニール外野手、25本塁打のコンフォート、フレイジャーら。ここに、ノア・シンダーガード投手、ジェイコブ・デグロム投手、ザック・ウィーラー投手の先発三本柱、さらに補強したストローマンと戦力は投打に充実している。
 
 メッツは連勝をどこまで伸ばせるだろうか。気づけば2位ナショナルズまで1.5ゲーム差。終盤にきて台風の目となる可能性は十二分にある。



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